出版社を探す

ハーレクイン・イマージュ 2600

とだえた皇太子の手紙

著:レベッカ・ウインターズ
訳:西江 璃子

紙版

内容紹介

もう忘れたと強がってみせても、
この胸にいるのは、あなただけ……。

少女の頃、ドネッタは馬術大会でさる王国の皇太子エンリコと出会った。
毎年、顔を合わせるうちに親しくなり、16歳のとき初めてキスをした。
エンリコが大学進学のため大会に出られなくなると、
卒業したら二人で旅に出ようと約束し、文通で心を通わせ合った。
ところが彼は国事に忙殺されるようになり、やがて手紙もとだえると、
彼の薄情さにドネッタは人知れず懊悩したのだった。
5年後、ようやく気持ちに区切りをつけたドネッタのもとに、
エンリコの国で開かれる馬術大会への招待状が届く。
いったいどんな顔をして会えばいいの……? ドネッタは戸惑ったが、
愛しの皇太子とまた会いたくて、彼の待つ、かの国へ飛んだ――

ハーレクイン・イマージュ2600号を記念して、代表作家レベッカ・ウインターズの珠玉作をお贈りします! 真綿で首をしめられるような失恋の痛みに耐えてきたドネッタと、そうとは知らないエンリコの再会やいかに? 本作は『終わらない片思い』の関連作です。

ISBN:9784596226006
出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
判型:新書
ページ数:160ページ
定価:664円(本体)
発行年月日:2020年02月
発売日:2020年02月07日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB