定本 漱石全集
定本 漱石全集 27 別冊 下
著:夏目 漱石
紙版
内容紹介
読者夏目金之助は,どのように文学を読み,そして小説家夏目漱石となったのか.漱石山房に残された蔵書の目録と,蔵書に書き込まれた短評・雑感には,文学を読み鑑賞する立場から,読者を意識して作品を書く立場への転換点が刻まれる.印譜・単行本書誌・年譜のほか,刊行中に判明した新資料を補遺として収める.