出版社を探す

角川ソフィア文庫

人生の哲学 1

著:渡邊 二郎

紙版

内容紹介

「生と死」「愛」「自己と他者」「幸福」「生きがい」――。誰もが関心をもつ「人生の根本問題」の見つめ方を、日本を代表する哲学者が、古今東西の先人たちのテキストを縦横無尽に援用しながら解説。自分の生きる道を求め、悩みながらも真摯に生を引き受けようとする人々に向け、人生の複雑で微妙な問題をひとつひとつ丁寧に分析し、解明する。やわらかな文体で、読者とともに寄り添い導いてくれる不朽の名作、待望の文庫化。

目次

序論
1 生と死を考える
2 愛の深さ
3 自己と他者
4 幸福論の射程
5 生きがいへの問い

著者略歴

著:渡邊 二郎
1931年、東京生まれ。東京大学名誉教授、放送大学名誉教授。実存思想、現象学、解釈学、ドイツ観念論等についての著書多数。『ニヒリズム』(東京大学出版会)、『自己を見つめる』(左右社)は、本書と関連が深い。訳書にフッサール『イデーン1-1・2』『イデーン3』(みすず書房)、ハイデガー『存在と時間』(中央公論新社)等がある。『渡邊二郎著作集』全12巻(筑摩書房)が刊行されている。2008年死去。

ISBN:9784044005351
出版社:KADOKAWA
判型:文庫
ページ数:448ページ
定価:1200円(本体)
発行年月日:2020年01月
発売日:2020年01月23日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QDX