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宝島社新書

証言 貧困女子 助けて!と言えない39人の悲しき理由

監:中村 敦彦

紙版

内容紹介

日本における貧困問題は、圧倒的に女性の問題である。
20歳から64歳の単身女性の相対的貧困率(年収122万円以下)は29%。
男性のそれは21.1%とその差は歴然としている。
単身女性の約3人に1人が月収約10万円での生活を送っていることになる。
彼女たちはなぜそのような状況に身を置くことになったのか――。

女子大生、派遣OL、公務員、シングルマザーなどの属性、
都市部と地方などの違いによる地域性、
悪化する単身高齢女性の貧困率などに象徴される年齢による差異など、
さまざまな切り口から見えにくい「女性の貧困」を
当事者の声も交えてレポートする。
監修は『東京貧困女子。』が話題のノンフィクション作家・中村淳彦氏。

著者略歴

監:中村 敦彦
1972年、東京都生まれ。ノンフィクションライター。アダルト業界の実態を描いた『名前のない女たち』シリーズ(宝島社)、『職業としてのAV女優』(幻冬舎新書)、『日本の風俗嬢』(新潮新書)、『女子大生風俗嬢』(朝日新書)など著書多数。また介護事業に進出し、デイサービス事業所の代表を務めた経験をもとにした『崩壊する介護現場』(ベスト新書)、『ルポ 中年童貞』(幻冬舎新書)が話題に。

ISBN:9784299000668
出版社:宝島社
判型:新書
ページ数:256ページ
定価:900円(本体)
発行年月日:2020年02月
発売日:2020年01月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBS