世紀末ベルリン滞在記
移民/労働/難民
著:加藤 淳
紙版
内容紹介
1989年、ベルリンの壁崩壊から30年……
1996年からベルリンに通い出し、
97年からの11年間、
ベルリンを第二の故郷として過ごした著者が、
彼の地で、「異邦人=エトランゼ」として、
何を見て、どんな人種的差別を受けたのか……。
移民を受け入れることが当たり前になりつつある、
グローバリゼーションが推進される現代、
この日本でも、移民をどのように受け入れて、「外国人」と
つきあえばよいのか?
「移民」として「労働」し「難民」として生きた著者の経験は、
大きなヒントを与えてくれるはずである。
時に笑い、時に怒り、時に泣いた!世紀末ベルリンを活写した滞在記。
目次
はじめに
第一章 闇タバコ売りになったベトナム人労働者
第二章 ある地下鉄ミュージシャンの来歴
第三章 ある兵士のひとりごと
第四章 ポツダム広場の日本人料理人
第五章 あるアラブ移民の肖像
第六章 ハイジャックテロリスト モハメド・アタとその時代
第七章 あるトルコ人労働者の本音
第八章 行き場のない移民少年たち
おわりに
主要参考資料
あとがき
ISBN:9784779126529
。出版社:彩流社
。判型:4-6
。ページ数:272ページ
。定価:2200円(本体)
。発行年月日:2020年01月
。発売日:2020年01月24日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB。