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中公文庫

雪虫

刑事・鳴沢了

著:堂場 瞬一

紙版

内容紹介

「仏の鳴沢」と呼ばれた祖父。

「捜一の鬼」の異名を持つ父。

その二人を継ぐ、「刑事として生まれた男」――。

堂場瞬一史上人気NO.1警察小説!



祖父・父を継いで新潟県警捜査一課の刑事となった鳴沢了は、晩秋の湯沢で殺された老女が、かつて宗教教団の教祖で、五十年前に殺人事件に関わったことを突き止めた。了は二つの事件の関連を確信するが、捜査本部長の父はなぜか了を事件から遠ざけるのだった。正義は、そして歳月は、真実を覆い隠すのか?



堂場瞬一の原点にして、警察小説の潮流を創り出した大傑作。

新装版 刑事・鳴沢了シリーズ

2020年1月より毎月刊行予定!

著者略歴

著:堂場 瞬一
堂場瞬一

一九六三年生まれ。茨城県出身。青山学院大学国際政治経済学部卒業。二〇〇〇年秋『8年』にて第13回小説すばる新人賞を受賞。著書に「刑事・鳴沢了」シリーズ、「警視庁失踪課・高城賢吾」シリーズ、「刑事の挑戦・一之瀬拓真」シリーズ、「汐灘」サーガの他、『犬の報酬』、『白いジオラマ』、『奔る男 小説 金栗四三』(以上中央公論新社)、「警視庁追跡捜査係」シリーズ(ハルキ文庫)、「アナザーフェイス」シリーズ(文春文庫)、「捜査一課・澤村慶司」シリーズ(角川文庫)、「警視庁犯罪被害者支援課」シリーズ(講談社文庫)、「ラストライン」シリーズ(文春文庫)、『決断の刻』(東京創元社)、『凍結捜査』(集英社文庫)、『動乱の刑事』(講談社)などがある。

ISBN:9784122068216
出版社:中央公論新社
判型:文庫
ページ数:552ページ
定価:850円(本体)
発行年月日:2020年01月
発売日:2020年01月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ