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講談社タイガ

詐欺師は天使の顔をして

著:斜線堂 有紀

紙版

内容紹介


『私が大好きな小説家を殺すまで』『夏の終わりに君が死ねば完璧だったから』の著者が問う、祈りと執着のミステリー

☆☆☆

俺の言う通りにしていればよかったのに
――なぜ消えた

☆☆☆

一世を風靡したカリスマ霊能力者・子規冴昼が失踪して三年。
ともに霊能力詐欺を働いた要に突然連絡が入る。
冴昼はなぜか超能力者しかいない街にいて、殺人の罪を着せられているというのだ。

容疑は““非能力者にしか動機がない””殺人。

「頑張って無実を証明しないと、大事な俺が死んじゃうよ」彼はそう笑った。
冴昼の麗しい笑顔に苛立ちを覚えつつ、要は調査に乗り出すが――。

著者略歴

著:斜線堂 有紀
2016年、第23回電撃小説大賞にて〈メディアワークス文庫賞〉を受賞。受賞作『キネマ探偵カレイドミステリー』でデビュー。近著に『夏の終わりに君が死ねば完璧だったから』(メディアワークス文庫)、『コールミー・バイ・ノーネーム』(星海社)がある

ISBN:9784065182345
出版社:講談社
判型:文庫
ページ数:304ページ
定価:720円(本体)
発行年月日:2020年01月
発売日:2020年01月22日