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講談社文庫

欺きの童霊

溝猫長屋 祠之怪

著:輪渡 颯介

紙版

内容紹介

溝猫長屋の奥にある祠にお参りしてから、幽霊を「見る」「聞く」「嗅ぐ」ことができるようになった忠次ら四人。

ある日、彼らは忍び込んだ空き家で父子の幽霊に会う。
そこには昔、借金を苦に夜逃げした一家三人が住んでいたというが、ならば母の幽霊は一体どこへ? 

そして不思議な少女に調子よくついていった仲間の留吉は、川に引きずり込まれてしまい――。 

少年たちの滑稽さが小気味いい人情怪談シリーズ第3弾!

著者略歴

著:輪渡 颯介
1972年東京生まれ。明治大学卒。『掘割で笑う女〈浪人左門あやかし指南〉』で第38回メフィスト賞を受賞し、講談社ノベルスよりデビュー。怪談と本格ミステリを融合させた独特の世界観に注目が集まっている。とぼけた読み味が人気の「古道具屋 皆塵堂」シリーズに続き、「溝猫長屋 祠之怪」シリーズも人気に。「怪談飯屋古狸」が最新シリーズ。

ISBN:9784065179741
出版社:講談社
判型:文庫
ページ数:304ページ
定価:660円(本体)
発行年月日:2020年01月
発売日:2020年01月11日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ