今すぐ使えるかんたんFinalCode
著:リンクアップ
監:デジタルアーツ
内容紹介
パソコン/インターネットの普及により、あらゆるシーンでのデジタル化/ICT化が当たり前となった現在、各種デジタルデータの安全運用の必要性が高まっています。
そこで、ビジネスシーンにおける安全で堅牢なデータ運用を実現するためのツールが「FinalCode」です。「FinalCode」は、重要ファイルを暗号化して、利用状況を追跡、遠隔で削除までできます。
本書は、とくに企業や組織内での安全な情報管理を実現したい方を対象に、「FinalCode」の使い方を基本からしっかりと解説します。
ユーザーやグループを指定したファイルの閲覧・編集、暗号化ファイルの取り扱い、ファイル配布後の運用など、ユーザー視点・管理者視点、双方から説明します。
セキュリティでお悩みの方は、「FinalCode」で万全の情報漏洩対策をしましょう!
目次
■第0章 FinalCode入門
●Section 01 FinalCodeだからできる高セキュリティなファイル管理・運用
FinalCodeが必要な理由
暗号化によってファイルを守るFinalCode
パスワードによる暗号化との違い
●Section 02 FinalCodeでできる基本的なファイル保護機能とそのしくみ
パスワードを使わずにファイルを暗号化
手元を離れたファイルの追跡
渡したファイルをあとから削除
フォルダーごと暗号化するセキュアコンテナ機能
暗号化したファイルを復号しても元のファイルは残さない
FinalCodeにおけるファイル暗号化と復号の流れ
●Section 03 FinalCodeが提供する豊富な機能
FinalCodeで提供される3つの暗号化ファイル
ブラウザーでファイルを復号する
さまざまな操作を制限することが可能
画面透かしと印刷透かし
■第1章 FinalCode Clientをインストールしよう
●Section 04 FinalCodeのユーザーを登録する
FinalCodeの組織とは?
FinalCodeの管理画面を開く
組織を作成する
ユーザーを作成する
●Section 05 FinalCode Clientをインストールする
FinalCode Clientをインストールする
●Section 06 FinalCode Clientでユーザー認証する
メールアドレスでユーザー認証する
●Section 07 FinalCode Clientに複数のユーザーを登録する
ユーザーを追加する
ユーザーを切り替える
■第2章 ファイルを暗号化してみよう
●Section 08 FinalCodeのファイル暗号化の基本を確認する
ファイル暗号化の基本的な流れ
ファイルを暗号化する際に設定する項目
カスタム設定とテンプレート設定
暗号化したファイルの形式「FCL」
●Section 09 カスタム設定でファイルを暗号化する
暗号化の設定を行う
●Section 10 テンプレートを用いてファイルを暗号化する
テンプレートを作成する
テンプレートを用いてファイルを暗号化する
●Section 11 ユーザーごとに異なる権限を設定する
ユーザーによって権限をカスタムする
権限セットを追加する
●Section 12 暗号化したファイルに印刷透かしを設定する
印刷物に透かし文字を設定できる
暗号化するファイルに印刷透かしを設定する
●Section 13 暗号化したファイルに画面透かしを設定する
画面透かしが有効な場面とは
暗号化するファイルに画面透かしを設定する
●Section 14 フォルダーを暗号化する
暗号化したフォルダーを開くとどうなる?
フォルダーを暗号化する
●Section 15 指定したフォルダーに保存したファイルを自動で暗号化する
ローカルフォルダー自動暗号化機能のしくみ
自動暗号化フォルダーを設定する
●Section 16 複数フォルダーに自動暗号化を設定する
自動暗号化フォルダーを追加する
●Section 17 FinalCode Clientのオプション設定を確認する
「オプション設定」画面の表示
FinalCode Clientのオプション項目
■第3章 暗号化ファイルを閲覧してみよう
●Section 18 企業・団体外ユーザーのFinalCode Clientをインストールする
FinalCode Clientをダウンロード/インストールする
FinalCode Clientのユーザー登録を行う
●Section 19 暗号化されたファイルを閲覧する
FinalCode Clientでファイルを復号する
●Section 20 暗号化されたフォルダーを復号する
FinalCode Clientでフォルダーを復号する
●Section 21 FinalCodeエクスプローラーでファイルを操作する
FinalCodeエクスプローラーで暗号化フォルダーを参照する
暗号化フォルダーの中にフォルダーを作成する
暗号化フォルダーにファイルを追加する
ファイルを移動/コピーする
●Section 22 元ファイル/フォルダーを取り出す
暗号化されたファイルの元ファイルを取り出す
■第4章 暗号化ファイルを管理してみよう
●Section 23 FinalCodeの管理画面にログインする
管理画面にアクセスする
●Section 24 管理画面へアクセスするパスワードを設定する
パスワードを設定する
●Section 25 暗号化したファイルやフォルダーのログを検索する
渡した暗号化したファイルの利用状況を確認する
暗号化したファイルやフォルダーのログを検索する
追加条件で検索する
追加条件で表示される項目
アクセスログ検索で条件指定してログを検索する
●Section 26 暗号化したファイルの権限を変更する
ファイル/フォルダーの権限を変更する
●Section 27 送付したファイル/フォルダーを削除する
リモートで暗号化ファイルを削除できる
リモートでファイル/フォルダーを削除する
●Section 28 暗号化に利用するテンプレートを作成・編集する
テンプレートを新規に作成する
■第5章 利用シーンに合った暗号化ファイルを使ってみよう
●Section 29 ブラウザーで暗号化ファイルを復号する
FinalCode Clientを使わずに復号できるブラウザービューファイル
ブラウザービューファイルでの閲覧者の制限
ブラウザービューファイルで設定可能な操作権限
●Section 30 カスタム設定でブラウザービューファイルを作成する
ブラウザービューファイルを作成する
●Section 31 テンプレートを用いてブラウザービューファイルを作成する
テンプレートを作成する
テンプレートを利用してブラウザービューファイルを作成する
●Section 32 ブラウザービューファイルを閲覧する
ブラウザービューファイルの内容を表示する
●Section 33 ブラウザービューファイルを自動で作成する
自動暗号化フォルダーを設定する
●Section 34 FCLファイルをブラウザービューファイルに変換する
ブラウザービューファイルに変換する
●Section 35 透過暗号機能を利用する
作成したファイルを自動で暗号化する
情報漏洩対策として有効な透過暗号機能
透過暗号ファイルに対応したアプリケーション
透過暗号機能はユーザーのトレーニングが不要
●Section 36 透過暗号を設定する
透過暗号機能を設定する
クライアントで透過暗号機能を有効化する
●Section 37 透過暗号ファイルの権限変更を申請する
権限の変更を申請する
●Section 38 透過暗号ファイルの権限変更申請を承認する
管理画面にログインする
■第6章 FinalCodeを管理しよう
●Section 39 管理者によるテンプレート設定を行う
管理者がテンプレートをまとめて設定する
個人テンプレートを管理する
共通テンプレートを作成する
個人テンプレートを確認する
ブラウザービューファイルのテンプレートを管理する
共通で利用する透かしパターンを作成する
画面透かしパターンを作成する
共通テンプレートやブラウザービュー共通テンプレートをユーザータイプに割り当てる
●Section 40 FinalCodeのユーザーや組織を管理する
FinalCodeのユーザーを管理する
組織へのユーザータイプの割り当て
FinalCodeのシステム権限レベル
ユーザーを設定する
ユーザータイプを設定する
ユーザータイプを編集する
●Section 41 FinalCodeの詳細を設定する
システムパラメーター設定
メールテンプレート設定
クライアント自動アップデート設定
外部サービス連携設定
プリンター制御設定
IP制限設定
デバイス制限設定
企業ドメイン設定
アプリケーション制御設定
KMS設定
■付録 FinalCode 便利な拡張機能
●Section 42 Box連携機能
Box連携オプションの概要
コラボレータと連携する
FinalCodeを利用してBoxで暗号化を行う
Box連携を利用するための管理者側で設定する
Box連携のライセンスを認証する
FinalCode for Boxで管理する
ユーザーがFinalCode for Boxを利用する
Box上のファイル/フォルダーを暗号化/解除する
フォルダーの自動暗号化を行う
Box Editで閲覧する
●Section 43 オフライン閲覧機能
オフライン環境での閲覧
●Section 44 CADファイル暗号化・閲覧機能
設計図書やモデリングファイルを安全にやり取り
●Section 45 FinalCode API
APIを用いて外部システムとの連携を実現
●Section 46 モバイルデバイスでのFinalCodeの利用
Android/iPhoneで暗号化ファイルを復号
●Section 47 FinalCodeの導入形態
オンプレミス版とクラウド版の違い
ISBN:9784297110895
。出版社:技術評論社
。判型:B5変
。ページ数:192ページ
。定価:2380円(本体)
。発行年月日:2019年12月
。発売日:2019年12月21日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:UB。