ヒーロー文庫
十歳の最強魔導師 7
著:天乃聖樹
絵:フカヒレ
紙版
内容紹介
テテルの故郷、ナヴィラの里での紛争を解決したフェリスたち。久しぶりに学校に戻って賑やかに過ごしている少女たちの元に、一匹の黒猫が頻繁に姿を見せるようになる。やけにフェリスにちょっかいを出す黒猫の正体は、なんと、封印から解放された黒雨の魔女だった。なんでも黒雨の魔女は、近々魔法学校で行われるお祭りの『ヴァルプルギスの夜』に興味を持ち、冷やかしにきたらしい。黒雨の魔女はただの猫として学校に紛れ込んでいたが、校長先生に正体を見抜かれ、変身を解かれてしまう。あわや一触即発の空気に少女たちは身構えるが、校長は意外にも、黒雨の魔女に転入生として学校に通うことを提案する。その言葉通り、黒雨の魔女は「レイン」と名乗って転入するのだが――。