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ハーレクイン・ロマンス 3465

花嫁は醜いあひるの子

著:ジェイン・ポーター
訳:東 みなみ

紙版

内容紹介

無垢な乙女はただ知りたかった。
愛される喜びを……一度でいいから。

きっと失敗する。花婿は立ち去り、家族は路頭に迷ってしまう。
なぜなら、私は“デュカス家の醜いあひるの子”だから。
雄々しいギリシアの海運王ダーメンが待つ祭壇まで歩く間、
姉の身代わりとなったカッシアは花嫁のベールの奥で震えていた。
ところが、ダーメンは政略結婚を中止にはせず、
彼女はそのやさしさにほっとするが、次の瞬間こう言われる。
「僕がほしいのは君ではない」そしてなぜか、新婦の唇を奪った。
キスは罰のようだったのに、カッシアの体には甘い震えが走った。
愛のない結婚で夫に惹かれるほど、つらいことはないのに……。

家業のためにどうしても結婚を成立させたい父によって、億万長者の妻となったヒロイン。でも面識があったにもかかわらず、ヒーローは彼女の名前さえ覚えていないありさまで……。冷たい夫に何度拒絶されても、愛を求めるヒロインがけなげな一作です!

ISBN:9784596134653
出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
判型:新書
ページ数:224ページ
定価:664円(本体)
発行年月日:2020年01月
発売日:2019年12月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB