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日経プレミアシリーズ

中国人は見ている。

著:中島 恵

紙版

内容紹介

◆2019年4月に改正入国管理法が施行され、今後ますます多くの外国人が日本で働くことが予想される。そうした中、日本企業とそこで働く中国人、日本にやってくる中国人たちは、日本人に対してどのようなことを思い、生活しているのか。本書では、ビジネスや日常生活の現場における異文化ギャップに焦点をあてる。

◆著者は、中国に関する数々の書籍を刊行するジャーナリストで、客観的かつ鋭い分析を得意とする。著作は市民や社会の実像を念入りに取材したものが多く、今回も豊富な取材による「生の声」を紹介する。中国国籍の人と仕事をする人の参考になり、またユニークな「日本人論」としても楽しく読める。

◆「短すぎる日本の職場の昼休み」「ラッキーセブンではなく不吉な数字の“7"」「日本はコネがなくても仕事になることに感激」「なぜ、日本の元号に興味津々なのか」・・・・・・。本書では、前作と同様、数多くの「実例」を紹介しながら、日本に在住する中国人は日本人の習慣や制度のどこに違和感を抱き、感銘を受けるのかを解説する。

目次

プロローグ 

第1章 ごめんなさい、その接待はご遠慮ください【食文化】

第2章 ここがおかしい日本の会社【仕事】
 
第3章 贈り物をしたら、なぜすぐに「お返し」をするのですか【人づき合い】
 
第4章 なぜ中国人は大阪派なのか【社会】

第5章 テレビの中国特集で流れる謎のテーマ曲【日本人の中国観】

著者略歴

著:中島 恵
ジャーナリスト
1967年山梨県生まれ。90年拓殖大学中国語学科卒業(在学中に北京大学に留学)、日刊工業新聞社に入社。国際部、流通サービス部記者を経て、94~96年香港中文大学に留学し、現在に至る。「ダイヤモンド」「プレジデント」「東洋経済」「中央公論」「日経ビジネスオンライン」などに記事を執筆中。

ISBN:9784532264178
出版社:日本経済新聞出版社
判型:新書
ページ数:240ページ
定価:850円(本体)
発行年月日:2019年12月
発売日:2019年12月11日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB