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徳間文庫

死にたがる女

著:笹沢 左保

紙版

内容紹介

井戸警部の夢の中に、六年前に自殺した身元不明の女性が現れた。
その直後に起きた殺人事件の被害者は、夢に出てきた女性にそっくりだった(「死者は瓜二つ」)。
直美は、何度も自殺を繰り返していたが、偶然に救われていた。
そんなとき、彼女の娘がひき逃げに遭い、死亡する。
捜査に乗り出した久我山署の刑事たちは……(「死にたがる女」)。
忍耐と根気、そして巧まざるペーソス、刑事たちの知られざる生態を生き生きと描く傑作警察小説、五篇を収録。
(「真犯人(ホンボシ)」改題)

死者は瓜二つ
花の咲く遺言
尻を叩く女
アリバイ成立
死にたがる女

著者略歴

著:笹沢 左保
1930年生まれ。2002年、逝去。 1960年、初長篇『招かれざる客』が第5回江戸川乱歩賞候補次席となり、本格的な小説家デビュー。 1961年『人喰い』で第14回日本探偵作家クラブ賞を受賞。 テレビドラマ化されて大ヒットした『木枯し紋次郎』シリーズの原作者として知られ、推理小説、サスペンス小説、恋愛論などのエッセイ他、歴史書等も著し、380冊近くもの著書がある。

ISBN:9784198945183
出版社:徳間書店
判型:文庫
ページ数:288ページ
定価:660円(本体)
発行年月日:2019年12月
発売日:2019年12月05日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ