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戦国大名北条氏の歴史

小田原開府五百年のあゆみ

編:小田原城総合管理事務所
監:小和田 哲男

紙版

内容紹介

15世紀末、伊勢宗瑞(早雲)が小田原に進出。続く氏綱が北条を名乗ると、小田原を本拠に全国屈指の戦国大名に成長した。類例がない戦国都市プランの整備、氏康・氏政・氏直時代における周辺大名との抗争・同盟、豊臣秀吉の小田原攻めを経て近世の大久保・稲葉氏の時代にいたる小田原藩と城下町発展の歴史を、豊富な図版やコラムなどを交え描く。

目次

序 小田原北条氏と戦国時代…小和田哲男/乱世に立ち向かう―大森氏と伊勢宗瑞の時代…森 幸夫/トピック 小田原城の歴史…諏訪間 順/コラム 北条氏の文化―早雲寺の美術を中心に…湯浅 浩/戦国の世を生きぬく―氏綱と氏康の時代…山口 博/トピック 関東諸勢力と小田原北条氏…岡 潔/コラム 戦国都市小田原の風景…佐々木健策/天下人との戦い―氏政と氏直の時代…黒田基樹/トピック 小田原城とその城下出土のやきもの…山口剛志/コラム 北条氏の城郭群の中に築かれた豊臣秀吉の石垣山城…大島慎一/徳川公儀体制下への転換―大久保氏と稲葉氏の時代…下重 清/トピック 近世城下町遺跡江戸と小田原出土の陶磁器…堀内秀樹/コラム 近世都市小田原の風景…佐々木健策/年表 小田原開府五百年のあゆみ

著者略歴

監:小和田 哲男
1944年、静岡県生まれ。1972年、早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、静岡大学名誉教授、博士(文学)、岐阜関ケ原古戦場記念館館長 ※2022年11月現在
【主要著書】『後北条氏研究』(吉川弘文館、1983年)、『近江浅井氏の研究』(清文堂出版、2005年)、『戦争の日本史15 秀吉の天下統一戦争』(吉川弘文館、2006年)、『明智光秀・秀満』(ミネルヴァ書房、2019年)、『戦国武将の叡智』(中央公論新社、2020年)

ISBN:9784642083676
出版社:吉川弘文館
判型:A5
ページ数:252ページ
定価:1900円(本体)
発行年月日:2019年12月
発売日:2019年12月07日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WQY