定本 漱石全集
定本 漱石全集 24 書簡 下
著:夏目 漱石
紙版
内容紹介
時に体の不調に悩まされつつも,『心』『道草』,そして『明暗』を書き続ける漱石.書画好きではあっても,周囲の人々のみならず寄せられる書画揮毫の依頼に辟易する一方,全国の読者からの手紙には律儀に返事を欠かさない.「白髪のぢゞい」になったと嘆きながら,若い禅僧や文学を志す芥川龍之介らを励ます手紙はあたたかい.