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幻冬舎新書

リベラリズムの終わり

その限界と未来

著:萱野 稔人

紙版

内容紹介

自由を尊重し、富の再分配を目指すリベラリズムが世界中で嫌われている。米国のトランプ現象、欧州の極右政権台頭、日本の右傾化はその象徴だ。リベラル派は、国民の知的劣化に原因を求めるが、リベラリズムには、機能不全に陥らざるをえない思想的限界がある。これまで過大評価されすぎたのだ。リベラリズムを適用できない現代社会の実状を哲学的に考察。注目の哲学者がリベラリズムの根底を覆す。

著者略歴

著:萱野 稔人
哲学者、津田塾大学教授。一九七〇年年生まれ。専門は哲学、社会理論。パリ第十大学大学院哲学科博士課程修了。博士(哲学)。『国家とはなにか』(以文社)、『カネと暴力の系譜学』(河出書房新社)、『死刑 その哲学的考察』(ちくま新書)など著書多数。

ISBN:9784344985759
出版社:幻冬舎
判型:新書
ページ数:248ページ
定価:840円(本体)
発行年月日:2019年11月
発売日:2019年11月28日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB