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生賴範義画集〈幻魔〉

絵:生賴 範義
原案:平井 和正

紙版

内容紹介

日本イラスト界のミケランジェロ、生賴範義の画業の<かなめ>となる作品集!
生賴ファン・幻魔大戦ファンのための本邦初・A3サイズの特装本、初版300部限定で発売!!

2015年10月27日に、79歳で亡くなったイラストレーター・生賴範義。
1962年の活動開始から、余人の追随を許さない超絶的なイマジネーションでSF的な題材を描くことが多く、『スター・ウォーズ』や『ゴジラ』シリーズなどは、日本国内に限らず世界的にも認知されています。

しかし、1970~80年代に本好きとして書店に通っていた人たちにとっての「生賴」といえば、『復活の日』をはじめとする小松左京の作品の挿画であり(ちなみに日本のミケランジェロと生賴を評したのも小松左京)、また、現在のキャラクターノベル=ライトノベルの始祖ともいえる平井和正作品の情念を具現化する、誰よりもパワフルなイラストレーターでありました。
なかでも、『幻魔大戦』関連は、生賴範義がもっとも大量の絵を描いた作品です。

2018年、上野の森美術館にて開催された回顧展に足を運んだ方、タイミング悪く行けなかった方のどちらにもオススメできる、限定300部生産(再販なし)の豪華特製本です!!

さらに、もう一つの平井和正作品との強力なコラボレーションとなる『ウルフガイ』シリーズを中心に、『死霊狩り(ゾンビ―・ハンター)』『サイボーグ・ブルース』など人気作のイラストを含めた同装丁の画集『生賴範義画集 〈狼男達〉』も、過去の画集には未収録だった10点以上の原画の発見を受けて企画進行中(来年1月刊行予定)です!

▼本書の仕様
A3ハードカバー/コデックス装/特装函入り/解説冊子同梱/限定300部生産

(c)生賴太郎/平井早智

著者略歴

絵:生賴 範義
1935年兵庫県生まれ。1954年、東京藝術大学入学。1957年、東京藝術大学油絵科中退。1962年、イラストレーターとして活動開始。1973年には宮崎県宮崎市に居を移す。1980年、ジョージ・ルーカス製作『スター・ウォーズ2 帝国の逆襲』の国際版ポスター・イラストレーションで脚光を浴びる。星雲賞アート部門受賞。2014年、文化庁映画賞功労賞受賞。2015年10月27日逝去、享年79。2016年、日本SF大賞功績賞、星雲賞アート部門受賞。
原案:平井 和正
1938年神奈川県生まれ。1961年、早川書房のSF専門誌「S-Fマガジン」の第1回空想科学小説コンテストで奨励賞を受賞し、デビュー。1963年、マンガ『8マン』の原作を担当し、その後、テレビアニメ版の脚本も手がける。1971年より『狼の紋章』を始めとする小説「ウルフガイ」シリーズ、1979年より石ノ森章太郎との共作マンガに基づく小説「幻魔大戦」シリーズの刊行を開始し、共にベストセラーを記録。1994年には国内最初期のオンライン小説となる『ボヘミアンガラス・ストリート』を発表し、注目を集めた。2015年1月17日逝去。享年76。

ISBN:9784835457093
出版社:復刊ドットコム
判型:420x297mm
ページ数:76ページ
定価:25000円(本体)
発行年月日:2019年11月
発売日:2019年11月27日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:XA