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対話で学ぶ精神症状の診かた

編:宮内 倫也
編:樫尾 明彦

紙版

内容紹介

向精神薬と漢方の使い方を2人の視点から

プライマリ・ケア医,精神科医のための精神疾患の診かたを解説.
患者への言葉のかけかたや鑑別の手順など例を示しながら説明している.
精神疾患に使える漢方薬の使い方も示しているので,西洋薬,漢方薬,非薬物療法と多様な選択肢を学ぶことができる.
後半は家庭医と精神科医の対話となっており,それぞれの診療時の頭の中を知ることができる.

目次

精神症状,ニシエヒガシエ
総 論
精神症状の診かた
向精神薬と漢方薬の使い分け,精神科への紹介タイミング
薬剤の副作用
疾患横断的精神療法
漢方薬を紹介する前に
抑うつ
うつ病の鑑別とその治療
抑うつの漢方的な理解とその治療
不安
不安の鑑別とその治療
不安の漢方的な理解とその治療
不眠
不眠の鑑別とその治療
不眠の漢方的な理解とその治療

対話から学ぶ 精神科医×プライマリ・ケア医×漢方
ケース 1 だるいんです……
ケース 2 なんだか調子が悪くって
ケース 3 会社で嫌なことがあって眠れません……
ケース 4 ワンオペ育児が哀しくて
ケース 5 これって更年期障害かしら
ケース 6 ベンゾってダメなんですか?
ケース 7 もうすっかり元気です!
ケース 8 妻が亡くなってから眠れません
ケース 9 西洋薬は増やせない,漢方はおいしくない
ケース10 自殺企図ですか……うちで診るんですか?
ケース11 義母の介護で眠れなくって
ケース12 BPSDで介護崩壊のピンチ

コラム
効果判定の時期や頓用としての使い方
漢方薬とエビデンス
肝気鬱結の治療
向精神薬との併用について
不眠用漢方薬の使い方
事前確率?
自己責任の危うさ
プライマリ・ケアにおける心理職との連携と今後の課題
転移と逆転移を超えて

索引

ISBN:9784525381813
出版社:南山堂
判型:A5
ページ数:316ページ
定価:3600円(本体)
発行年月日:2019年11月
発売日:2019年11月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MJ