だいすき絵童話 5
はるかちゃんが、手をあげた
著:服部 千春
絵:さとう あや
紙版
内容紹介
二年二組のほとんどの人は、まだ、はるかの声をきいたことがありません。家ではちゃんとしゃべれるのに、はるかは学校で話すのがこわくて、すごくはずかしくてできないのです。ある日せきがえで、あきらくんがとなりになりました。二年二組でいちばん元気な男の子です。大きな声のあきらくんが話していることがきこえて、はるかは自分も同じだとおもわず「あっ」と小さく声をあげます。はるかの声がきこえたあきらくんは……。