素朴で平等な社会のために
ウィリアム・モリスが語る 労働・芸術・社会・自然
著:ウィリアム・モリス
訳:城下 真知子
紙版
内容紹介
デザイナーとして世に知られているウィリアム・モリスですが、その人生の後半を社会変革に献身したことは、あまり知られていません。工芸職人であり芸術家であるからこそ、すべての人間が地球上で楽しく美しく生きる平等な社会を願ったモリス。その実現をめざして、全国を駆けめぐっておこなった講演の代表的なものを、この本で取り上げました。
本書の翻訳にあたっては、ノーマン・ケルヴィン編集の『William Morris on Art and Socialism』、メイ・モリス編集の『The Collected Works of William Morris』22巻、23巻、メイ・モリス著の『William Morris:Artist, Writer, Socialist』2巻、フィリップ・ヘンダーソン編集の『The Letters of William Morris to his Family and Friends』所収の論文を底本としました。
目次
1 私はいかにして社会主義者になったか(1894年)
2 小芸術(1877年)
3 不当な戦争―英国の労働者たちへ(1877年)
4 民衆の芸術(1879年)
5 金が支配する世の芸術(1883年)
6 意味のある労働と無意味な労苦(1884年)
7 芸術の目的(1886年)
8 未来の社会(1887年)
各論文の背景と解説
訳者あとがき
ISBN:9784884162726
。出版社:せせらぎ出版
。判型:A5
。ページ数:253ページ
。定価:1800円(本体)
。発行年月日:2019年11月
。発売日:2019年11月20日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB。