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菅野沖彦著作集 上

別冊ステレオサウンド

著:菅野 沖彦

紙版

内容紹介

菅野沖彦氏は、季刊『ステレオサウンド』誌の創刊2号(1967年)以来、四十数年の長きにわたり、オーディオ評論の第一人者として健筆を揮ってこられた。合計すれば数千ページになるはずだが、その中から個別の試聴リポート以外の、特に菅野沖彦氏ならではの視点から考察・執筆された記事を厳選し、集大成した別冊が、この『菅野沖彦著作集』(上下2巻構成)である。

[主な記事内容]   ※(初出誌)
●ハイ・フィデリティと無色透明
 (季刊『ステレオサウンド』誌No.2 1967 Spring)
●私のマルチチャンネル・アンプシステム
 (季刊『ステレオサウンド』誌No.6 1968 Spring)
●オーディオ装置拝見
 (季刊『ステレオサウンド』誌No.9 1969 Winter)
●連載 ディレクター論
・第1回 ルディ・ヴァン・ゲルダーを語る
 対談=岩崎千明/菅野沖彦
 (季刊『ステレオサウンド』誌No.15 1970 Summer)
・第2回 クリード・テイラーを語る
 対談=岩崎千明/菅野沖彦
 (季刊『ステレオサウンド』誌No.16 1970 Autumn)
・第3回 ロイ・デュナンを語る
 対談=岩崎千明/菅野沖彦
 (季刊『ステレオサウンド』誌No.17 1971 Winter)
・第5回 ブルーナシュアーを語る
 対談=岩崎千明/菅野沖彦
 (季刊『ステレオサウンド』誌No.19 1971 Summer)
●マッキントッシュ・ラボラトリーにみるオーディオ・メーカーの本質
 (季刊『ステレオサウンド』誌No.20 1971 Autumn)
●オーディオ評論のあり方を考える
 (季刊『ステレオサウンド』誌No.28 1973 Autumn)
●オーディオ機器の魅力とは 魅力あるオーディオ機器とは
 (季刊『ステレオサウンド』誌No.31 1974 Summer)
●オーディオファンからみたFMのたのしみと放送局への期待
 (季刊『ステレオサウンド』誌No.32 1974 Autumn)
●オーディオ評論家 そのサウンドとサウンドロジィ
 インタビュアー=黒田恭一/井上卓也/坂 清也
 (季刊『ステレオサウンド』誌No.38 1976 Spring)
●コンポーネントステレオ 世界の一流品
  (季刊『ステレオサウンド』誌No.41 1977 Winter)
●レコーディング・ミキサー側からみたモニタースピーカー
 (季刊『ステレオサウンド』誌No.46 1978 Spring)
●HiFiコンポーネントにおける《STATE OF THE ART賞》の選考について
 (季刊『ステレオサウンド』誌No.53 1980 Winter)
●タンノイ研究(1)――名器オートグラフの復活
 (季刊『ステレオサウンド』誌No.55 1980 Summer)
ほか

目次

[主な記事内容]   ※(初出誌)
●ハイ・フィデリティと無色透明
 (季刊『ステレオサウンド』誌No.2 1967 Spring)
●私のマルチチャンネル・アンプシステム
 (季刊『ステレオサウンド』誌No.6 1968 Spring)
●オーディオ装置拝見
 (季刊『ステレオサウンド』誌No.9 1969 Winter)
●連載 ディレクター論
・第1回 ルディ・ヴァン・ゲルダーを語る
 対談=岩崎千明/菅野沖彦
 (季刊『ステレオサウンド』誌No.15 1970 Summer)
・第2回 クリード・テイラーを語る
 対談=岩崎千明/菅野沖彦
 (季刊『ステレオサウンド』誌No.16 1970 Autumn)
・第3回 ロイ・デュナンを語る
 対談=岩崎千明/菅野沖彦
 (季刊『ステレオサウンド』誌No.17 1971 Winter)
・第5回 ブルーナシュアーを語る
 対談=岩崎千明/菅野沖彦
 (季刊『ステレオサウンド』誌No.19 1971 Summer)
●マッキントッシュ・ラボラトリーにみるオーディオ・メーカーの本質
 (季刊『ステレオサウンド』誌No.20 1971 Autumn)
●オーディオ評論のあり方を考える
 (季刊『ステレオサウンド』誌No.28 1973 Autumn)
●オーディオ機器の魅力とは 魅力あるオーディオ機器とは
 (季刊『ステレオサウンド』誌No.31 1974 Summer)
●オーディオファンからみたFMのたのしみと放送局への期待
 (季刊『ステレオサウンド』誌No.32 1974 Autumn)
●オーディオ評論家 そのサウンドとサウンドロジィ
 インタビュアー=黒田恭一/井上卓也/坂 清也
 (季刊『ステレオサウンド』誌No.38 1976 Spring)
●コンポーネントステレオ 世界の一流品
  (季刊『ステレオサウンド』誌No.41 1977 Winter)
●レコーディング・ミキサー側からみたモニタースピーカー
 (季刊『ステレオサウンド』誌No.46 1978 Spring)
●HiFiコンポーネントにおける《STATE OF THE ART賞》の選考について
 (季刊『ステレオサウンド』誌No.53 1980 Winter)
●タンノイ研究(1)――名器オートグラフの復活
 (季刊『ステレオサウンド』誌No.55 1980 Summer)
●タンノイ研究(2)――スーパーレッドモニター対クラシックモニター
 (季刊『ステレオサウンド』誌No.56 1980 Autumn)
●タンノイ研究(3)――アーデンⅡ、バークレイⅡと管球アンプ
 (季刊『ステレオサウンド』誌No.57 1981 Winter)
●タンノイ研究(4)――タンノイの最新プロ用モニター SRMシリーズを聴く
 (季刊『ステレオサウンド』誌No.58 1981 Spring)
●タンノイ研究(5)――現代に甦るタンノイ・スピリット“GRF Memory”登場
 (季刊『ステレオサウンド』誌No.60 1981 Autumn)
●タンノイ研究(6)――現代に甦ったオートグラフ
 (季刊『ステレオサウンド』誌No.64 1982 Autumn)
●プロが明かす音づくりの秘訣
 (季刊『ステレオサウンド』誌No.60 1981 Autumn)
●道具はすべて使い手に寄り添ってくれる
 (季刊『ステレオサウンド』誌No.66 1983 Spring)
●クリスタルサウンドの響きにアイヒャーのニヒリズムを聴く
 (季刊『ステレオサウンド』誌No.70 1984 Spring)
●音色から音場へ――変貌するアメリカンサウンドのイーストウェスト
 (季刊『ステレオサウンド』誌No.71 1984 Summer)
●エグゼクティヴオーディオのすすめ
 (季刊『ステレオサウンド』誌No.82 1987 Spring)
●あなたにとってのベストスピーカーとは
 (季刊『ステレオサウンド』誌No.82 1987 Spring)

著者略歴

著:菅野 沖彦
1932年9月27日東京生まれ。幼い頃から音楽が大好きで、卓上型の蓄音器でSPレコードによる音楽を聴くのが楽しみだったという。長じて、録音制作の仕事に就きたいとの希望から『朝日ソノラマ』を出版する朝日ソノプレス社に入社し、録音、編集、マスタリングなどの仕事に長年従事する。その後、フリーの録音制作家を経て、オーディオ・ラボを設立。1971年から「オーディオ・ラボ」レーベルにて、今なお名演奏・名録音として名高い数多くのジャズレコードなどを制作・発売された。一方、オーディオ評論家として『電波とオーディオ』誌を皮切りに、多くのオーディオ専門誌に執筆。なかでも『ステレオサウンド』誌には創刊2号(1967年)から登場。以来、四十数年にわたりオーディオ評論の第一人者として活躍されてきたが、2018年10月13日に惜しまれつつ、逝去された(享年86歳)。主な著書は『オーディオ羅針盤』『音の素描』(音楽之友社)、『新レコード演奏家論』(ステレオサウンド)など。

ISBN:9784880734385
出版社:ステレオサウンド
判型:B5
ページ数:260ページ
定価:2600円(本体)
発行年月日:2019年11月
発売日:2019年11月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KN
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:TJK