出版社を探す

令和の旗

「万葉集」誕生ものがたり

著:しのざき こういち

紙版

内容紹介

万葉集こそ、わが墓標なり!

令和の原典、「万葉集」づくりに命をかけた大伴家持。奈良時代、国の乱れを言葉の力で正そうとした男の、波乱の人生の物語。

* * *
国の政治の方向をただすため、あらゆる身分の国民の歌をあつめて「万の言の葉」をつくりたい。
そんな父の遺志を継いではじまった若き大伴家持の旅は、波乱に満ちたものとなる。
悲劇的な最期をとげながらも、国のために一生を「万葉集」づくりにささげた男の情熱あふれる人生とは……!?

いまもなお人々を魅了する万の言の葉、「万葉集」に託された想いを描いた中学・高校生向け歴史ロマン小説。
* * *

目次

1 苦難のスタートだなんて/2 原万葉集に大神が降りたぞ!/3 和歌で雨を降らせろなんて/4 世の中って、こんなもんか―家持、世の中の現実を知る/5 万葉集の大神をおそれよ!/6 謀反人にされるなんて/7 神仏と誓約をした/8 世の中がひっくりかえり、柿本人麻呂の第二和歌集が出てきた!/9 さあ、決戦。日本のジャンヌ・ダルクもあらわれた!/10 元号が「天平寳字」から「天平神護」に変わった/11 天皇が万葉集の完成に協力した/12 ついに、万葉集が完成!/13 怨霊が活躍する時代に/14 家持、ついに倒れる!/15 万葉集は国の書となるか?

ISBN:9784862611499
出版社:てらいんく
判型:A5
ページ数:192ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2019年11月
発売日:2019年11月09日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YFB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ