文春文庫 に-3-56
能登・キリコの唄
十津川警部シリーズ
著:西村 京太郎
紙版
内容紹介
巨大な燈籠〈キリコ〉に隠された、出生の秘密とは?
白昼の東京で銀行強盗が発生した。現場に居合わせ、犯行を阻止した栗原太郎は称賛され一躍有名に。だが、強盗らは「栗原は共犯だ」と証言、やがて栗原は姿を消す。十津川警部が彼の素性を調べると、親に捨てられ、福祉施設で育った過去が判明。彼が捨てられていた段ボール箱の謎の文字を手掛かりに、十津川は能登へ向かうが……。