岩波現代文庫 文芸312
声の力
歌・語り・子ども
他著:河合 隼雄
他著:阪田 寛夫
他著:谷川 俊太郎
紙版
内容紹介
童謡やわらべうた,詩や絵本の読み聞かせなど,声を通した人間のコミュニケーションについて,臨床心理学者,童謡作家,詩人,声楽家など各分野の第一人者が縦横無尽に論じる.ネット中心のコミュニケーションに傾きがちな現代における人間の肉声の可能性を再考.現代文庫版追補として谷川俊太郎氏の声に関する二論考を収録.
目次
はじめに
子ども時代の「声と語り」 ……………河合隼雄
「童謡の謎,わらべうたの秘密」要旨 ……………阪田寛夫
声の力 ……………谷川俊太郎
人を優しくする子どもの歌 ……………池田直樹
[講演]人と人とを結ぶ声と語り ……………河合隼雄
童謡の謎,わらべうたの秘密 …………………………阪田寛夫
子どもたちと,私と,歌 ……………池田直樹
[討議]私のなかの歌 ……………河合隼雄/阪田寛夫/谷川俊太郎/池田直樹
[語り]声の現場 ……………谷川俊太郎
あとがき ……………河合隼雄
[岩波現代文庫版 追補]
声としての詩 ……………谷川俊太郎
詩と肉声 ……………谷川俊太郎
ISBN:9784006023126
。出版社:岩波書店
。判型:文庫
。ページ数:208ページ
。定価:800円(本体)
。発行年月日:2019年10月
。発売日:2019年10月18日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JN。