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人面瘡探偵

著:中山 七里

紙版

内容紹介

人面瘡×相続鑑定士コンビが怪事件に挑む!

相続鑑定士の三津木六兵の右肩には、人面瘡が寄生している。六兵は頭脳明晰な彼を”ジンさん”と名付け、何でも相談して生きてきた。
信州随一の山林王である本城家の当主・本城蔵之助が亡くなり、六兵は相続のため現地に派遣される。遺産をめぐって一族に骨肉の争いが起きる中、長男の武一郎夫婦が蔵で焼け死に、次男の孝次が水車小屋で絞殺され、相続人が次々に不可解な死を遂げていく。
幼い息子を連れて出戻った長女の沙夜子、家政婦の久瑠実、料理人の沢崎、顧問弁護士の柊……。さまざまな感情が渦巻く本城家で起きる連続死事件の真相とは!?
六兵は、毒舌なジンさんに叱責されながら二人三脚で事件を追っていく。
切れ者の人面瘡とボンクラな相続鑑定士のコンビが限界集落で怪事件に挑む、現代の横溝正史的ミステリー!!


【編集担当からのおすすめ情報】
毒舌を吐きながら、鮮やかに謎を解き明かす。
その探偵は、人間じゃない――!?
中山七里史上もっとも奇っ怪で、頭脳明晰な探偵が誕生!
『きらら』12月号より、早くも続編の連載がスタートします。

ISBN:9784093865555
出版社:小学館
判型:4-6
ページ数:304ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2019年11月
発売日:2019年11月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ