内容紹介
人生を八十年とし、それを四で割ってみた。
四は四季の四である。
すると、今年五十のわたしは、秋の真んなかにいた――。
どこにでもある日々が、ここにしかない物語に変わる。
山本周五郎賞受賞&直木賞候補作『平場の月』の著者による、
大人の心に寄り添う、切なく優しい短編集。
著者略歴
著:朝倉 かすみ
1960年、北海道生まれ。2003年「コマドリさんのこと」で第37回北海道新聞文学賞、’04年「肝、焼ける」で第72回小説現代新人賞、’09年『田村はまだか』で第30回吉川英治文学新人賞、’19年『平場の月』で第32回山本周五郎賞を受賞。その他の著作に『好かれようとしない』『ロコモーション』『ともしびマーケット』『感応連鎖』『てらさふ』『遊佐家の四週間』『乙女の家』『満潮』『ぼくは朝日』などがある。
ISBN:9784065172735
。出版社:講談社
。判型:文庫
。ページ数:256ページ
。定価:620円(本体)
。発行年月日:2019年10月
。発売日:2019年10月12日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ。