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時を壊した彼女 7月7日は7度ある

著:古野 まほろ

紙版

内容紹介

何度、何度、何度くり返しても
彼の死だけが変わらない

星夜の学校を襲った悲劇と、くり返す夏の日。
命がけの青春を、私達は生きている。
運命と戦う高校生達のタイムリープ×本格ミステリ

☆☆☆

7月7日。部活仲間5人のささやかな七夕祭りを、謎の爆発が襲った。
その爆発は、部長を激しく吹き飛ばし殺害してしまう。

原因は、未来からきた少女2人。
彼女らはタイムマシンをハイジャックした挙げ句、爆発させてしまったのだ。

部長の理不尽な死をなかったことにすべく、彼らは協力して過去を書き換えようとする。
だが、時を繰り返すたび、なぜか犠牲者は増えていってしまい──

遡れるのは計7回、無限に思える選択肢。
繰り返す青春の1日は、命がけだ。

著者略歴

著:古野 まほろ
東京大学法学部卒業。リヨン第三大学法学部第三段階「Droit et Politique de la Securite」専攻修士課程修了。なお学位授与機構より学士(文学)。警察庁I種警察官として、交番、警察署、警察本部、海外、警察庁等で勤務の後、警察大学校主任教授にて退官。2007年、『天帝のはしたなき果実』で第35回メフィスト賞を受賞しデビュー。有栖川有栖・綾辻行人両氏に師事。その後、「天帝」シリーズ(講談社ノベルス、幻冬舎)をはじめ、著作多数。

ISBN:9784065170885
出版社:講談社
判型:4-6
ページ数:554ページ
定価:2600円(本体)
発行年月日:2019年10月
発売日:2019年10月17日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ