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放送大学教材

生命分子と細胞の科学

改訂版

著:二河 成男

紙版

内容紹介

生物は、細胞を基本単位としている。細胞は、自身の持つ遺伝情報を基に、自身で利用するタンパク質を作り出す。そして、細胞内では、それら作り出したタンパク質や、タンパク質によって合成された生体高分子が働いて、細胞は様々な機能を発現することができる。このようなしくみによって、生物の生命活動は維持されている。
本書では、生命活動の基となる分子の働きを見るとともに、遺伝情報の発現、細胞分裂、情報伝達、分化等の細胞に特徴的に見られる現象を紹介し、遺伝情報や細胞を利用した新たな技術についても解説する。

目次

1.分子と細胞の世界 2.タンパク質の構造と機能 3.遺伝子とDNA 4.DNAからRNAへの転写とその調節 5.RNAプロセシング 6.タンパク質の一生 翻訳・修飾・分解 7.ゲノムとゲノム科学 8.細胞膜 その構造と機能 9.細胞内の化学反応 10.細胞分裂と細胞周期 11.細胞のシグナル伝達 12.細胞分化 13.ウイルス 14.遺伝子操作の技術 15.生命科学の現在と未来

ISBN:9784595319679
出版社:放送大学教育振興会
判型:A5
ページ数:272ページ
定価:3100円(本体)
発行年月日:2019年03月
発売日:2019年03月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:PDZ
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:PSB