出版社を探す

ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊 264

愛を演じる二人

著:ヘレン・ビアンチン
訳:中村 美穂

紙版

内容紹介

ララは共同経営者に店の金を持ち逃げされ、借金苦に陥っていた。
万策尽き、最後の頼みの綱として継父に助けを求めた矢先、
不幸にも両親が事故死したと、継父の息子ウルフから知らされる。
深い悲しみの中でも返済期限は迫り、ララは思い余ってウルフに相談した。
すると、跡継ぎをもうけるために彼と便宜結婚するなら、
借金を肩代わりしてもいいと言われ、言葉を失う。
十代の頃、ララはウルフに夢中だった。たとえ冷たくされても。
愛にもとづかない結婚はむなしいけれど、ほかにあてもなかった。
けれども、夜ごと枕を重ねるにつれ、
ララの中で、夫に心から愛されたいという思いが募ってゆき――

血のつながらない憧れの兄と条件つきの結婚生活を送るララ。昼間は冷めた関係でも、夜になれば狂おしいほど熱く燃える――温度差が激しいほど、翻弄される彼女の心は千々に乱れ……。名作家H・ビアンチンが、絢爛豪華な世界を舞台に義兄妹の愛の迷宮を描く!

ISBN:9784596554642
出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
判型:新書
ページ数:160ページ
定価:645円(本体)
発行年月日:2019年10月
発売日:2019年10月11日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB