出版社を探す

文春文庫

希望が死んだ夜に

著:天祢 涼

紙版

内容紹介

希望が死んだ夜みたいに真っ暗なこの国で――

面白い作家が、凄い作家になる瞬間がある。
本書を読んだとき、天祢涼は凄い作家になったと、感嘆した。
――細谷正充(文芸評論家)

彼女を死に至らしめたのは社会なのではないか?
社会派×青春×ミステリーの見事な融合。
本書に出合えてよかった。
――ベル(文学 YouTuber)



神奈川県川崎市で、14歳の女子中学生・冬野ネガが、同級生の春日井のぞみを殺害した容疑で逮捕された。少女は犯行を認めたが、その動機は一切語らない。何故、のぞみは殺されたのか? 二人の刑事が捜査を開始すると、意外な事実が浮かび上がって――。現代社会が抱える闇を描いた、社会派青春ミステリー。
解説・細谷正充

ISBN:9784167913649
出版社:文藝春秋
判型:文庫
ページ数:320ページ
定価:790円(本体)
発行年月日:2019年10月
発売日:2019年10月09日