徳間文庫
婿殿開眼 4 いざ出立
著:牧 秀彦
紙版
内容紹介
愛妻に邪悪な影が!
半蔵の剣が閃く!
勘定奉行から密命を受け、
武州へ旅立った笠井半蔵。
甲州街道を荒らし回る悪党どもを
人知れず成敗するための旅である。
道中、甲府方面で暴れていた無頼一味が笹子峠に逃
げ込んできたのを知った半蔵はこれを迎え撃つ。
しかし思わぬ反撃を受け窮地に立たされることに。
一方、江戸に残してきた愛妻・佐和にも邪悪な影が
忍び寄っていた――!
時代剣戟の好評シリーズ第四弾。
(『算盤侍影御用 婿殿勝負』改題)
<目次>
第一章 半蔵独り旅
第二章 意地焼く愛妻
第三章 嵐の前触れ
第四章 危機迫る夫婦
第五章 九死に一生
第六章 好敵手との一夜
第七章 不器用なれど
第八章 護るが使命