バスキア・ハンドブック
監:宮下 規久朗
紙版
内容紹介
バスキア作品の魅力、描かれたモチーフの意味、表現したかったことなどについて、バスキアやウォーホルの研究で知られる美術史家の宮下規久朗氏と、生前のバスキアを知るアーティスト・日比野克彦氏とともに、素朴な疑問の数々について考えました。
代表作の図版、素顔に迫るポートレート、バスキアを知るための手がかりとなるトピックス、年表なども収録したハンディな一冊でありながら、これまで無かったバスキア入門書。
バスキアを知らなかった人もコアなファンも楽しめる充実した内容です。
僕には、バスキアは絵を描こうとしたというよりは、自分の時間をそこに残そうとしたんじゃないかと思えてきます。
– 日比野克彦(アーティスト)
バスキアは流行とは関係なくユニークであり、しかも20世紀のモダニズムを正統に継承したアーティストであると見直されるようになっていったんです。そして、いまや巨匠として地位を獲得したと思います。
– 宮下規久朗(神戸大学教授・美術史家)
目次
■代表的な作品図版
■生前のバスキアと交流があった現代美術家の日比野克彦、 美術史家の宮下規久朗によるバスキアを巡る Q&A
■バスキアの素顔に迫るポートレートが充実
■わかりやすい作品解説のトピックス
■バスキアに魅了された文化人のコメントを収録。河内タカ(編集者)、ローランド・ハーゲンバーグ(写真家/編集者)、菊地成孔(音楽家)、前澤友作(アートコレクター)