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頂上捜査

著:安東 能明

紙版

内容紹介

捜査二課長としてB県警にやってきたキャリアの仁村恒一郎は、着任早々県知事の贈収賄疑惑を聞かされる。知事の有泉寛人が、県の労働委員会のポストを斡旋する見返りに介護会社社長・新原大輝から四百万円相当のリゾート会員権を受け取ったというのだ。事件化に向け動くなかで、仁村は新原のもとに送り込まれたスパイ・小山内景子を紹介される。一方、県警組織犯罪対策課の皆沢利道は、地元暴力団の抗争事件を追っていた。激化する抗争に巻き込まれ、一人の女が命を落とすが、殺された女が小山内景子だったことが判明。二つの事件がつながったとき、あらわになる真実とは――。第一人者が徹底的な取材を元に描き出す、迫真の警察小説!

著者略歴

著:安東 能明
1956年、静岡生まれ。94年『死が舞い降りた』で日本推理サスペンス大賞優秀賞、2000年『鬼子母神』ホラーサスペンス大賞を受賞。10年には「随監」で日本推理作家協会賞短篇部門受賞した。書き下ろし警察小説を中心に、活躍を続ける。主な著書に『撃てない警官』『出署せず』『伴連れ』『広域指定』『総力捜査』『夜の署著』など。

ISBN:9784041083000
出版社:KADOKAWA
判型:4-6
ページ数:352ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2019年09月
発売日:2019年09月22日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ