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角川文庫

雪の女王 アンデルセン童話集

一般文庫版

著:アンデルセン
訳:山室 静

紙版

内容紹介

悪魔の鏡が砕け、世界中にとびちった。そのかけらの一つが目に入り、少年カイの心は氷のかたまりのようになっていく。いじわるになってしまったカイを、雪の降るある日、雪の女王が連れ去ってしまう。少女ゲルダはカイをさがし、日の光やカラス、鳩、魔法使いや山賊の娘、トナカイらに助けられながらお城へ向かうが……。表題作ほか、「みにくいアヒルの子」「モミの木」「赤い靴」「マッチ売りの少女」など、中期代表作10話を収録。

[もくじ]
みにくいアヒルの子
モミの木
雪の女王――七つのお話からできている物語
赤い靴
マッチ売りの少女

影ぼうし
水のしずく
幸福な一家
ある母親の物語

解説  訳者

著者略歴

著:アンデルセン
1805年デンマーク、オーデンセに貧しい靴屋の息子として生まれる。14歳のとき、俳優を志してコペンハーゲンへと飛び出すが挫折。30歳のとき、小説『即興詩人』を発表。以後、『親指姫』『はだかの王さま』『みにくいあひるの子』『雪の女王』『マッチ売りの少女』など212篇の童話を残した。生涯独身のまま、1875年、70歳で逝去。葬儀にはデンマーク国王と王太子も参列した。
訳:山室 静
文芸評論家、翻訳家。1906年鳥取県鳥取市生まれ。東北大学文学部美術科卒業。埴谷雄高らと雑誌「近代文学」を創刊。また堀辰雄らと雑誌「高原」の創刊にかかわり、のちに日本女子大学教授。北欧神話・北欧文学に造詣が深く、ムーミン童話をはじめ多くの翻訳を手がける。2000年逝去。

ISBN:9784041086209
出版社:KADOKAWA
判型:文庫
ページ数:224ページ
定価:640円(本体)
発行年月日:2019年09月
発売日:2019年09月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB