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社会が変わるとはどういうことか?

編:広岡 守穂

紙版

内容紹介

かつて黙認された夫の暴力は今ではDVと呼ばれ犯罪となった。社会が変わるとはどういうことかを、具体的に事実関係に即して考えることをテーマに、「ジェンダー」「まちづくり」「平和」について論ずる。
本づくりに学生も参加しその意見も反映。自分たち一人ひとりの意識や行動が社会を変える力の中にあることを学ぶ。

目次

はじめに (中央大学教授 広岡守穂)
第一部 ジェンダー
 第1章 父親の子育てが当たり前になるまで (中央大学教授 広岡守穂)
 第2章 ジェンダー ―― 「ドメスティック・バイオレンス」(神奈川大学法学研究所客員研究員 山本千晶)
 第3章 男女共同参画政策とかながわ女性会議 (NPO法人かながわ女性会議理事長 吉田洋子)
 コラム① 子育てのたいへんさ (新月ミーティング<仮>主催 新井聡子)
第二部 まちづくり
 第4章 市民マラソンは社会を変えたか? (日本青年館「社会教育」編集長 近藤真司)
 第5章 日本の内なる国際化――その現状と地域における対応 (豊岡市市民生活部長 谷岡慎一)
 第6章 NPOの実績を結集した寄り添い型の生活困窮者支援――複合的な課題を抱える人たちを包摂できる社会へ (一般社団法人インクルージョンネットかながわ理事 川崎あや)
 第7章 子どもを守る地域をつくる (宇都宮共和大学教授 和田佐英子)
 コラム② 特定非営利活動促進法(NPO法)と子ども劇場の活動 (元NPO法人NPO推進ネット理事長 高比良正司)
 コラム③ NPO法人石巻復興支援ネットワークやっぺす (中央大学通信教育部インストラクター 蜂谷徹)
 コラム④ 過疎の村の地域おこし (中央大学通信教育部インストラクター 蜂谷徹)
第三部 平和
 第8章 平和はうまく教えられているか?――「恵泉の平和学」から「平和の基礎教育」を考える (恵泉女学園大学教授 上村英明)
 第9章 フィリピンの戦場で何があったのか?――戦争認識が形成されるということ (東京工科大学准教授 神子島健)
 第10章 平和学から見たレイシズム (川崎市平和館専門調査員 暉峻僚三)
あとがき (中央大学教授 広岡守穂)

ISBN:9784842050225
出版社:有信堂高文社
判型:A5
ページ数:192ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2019年10月
発売日:2019年10月03日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBS
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:JHBK