上司の自律性支援とコーチングが部下の動機づけに与える影響
自己決定理論に着目して
著:久保田 康司
紙版
内容紹介
上司が部下の内発的動機を高めるためにはどのように関われば良いのか。自律性支援やコーチングで部下の内発的動機を高めることができるのであろうか。本書はその問いに対し、自己決定理論の分析枠組みを用いて検討したものである。組織行動や人的資源管理の研究者、人事の実務家、部下を持つ上司、プロコーチなどに示唆に富む一冊である。
目次
序 章 上司による部下の動機づけの探求
第1章 人事評価制度からパフォーマンス・マネジメントへのパラダイムシフト
第2章 コーチング
第3章 内発的動機づけと外発的動機づけ
第4章 自己決定理論
第5章 自律性支援
第6章 スポーツにおけるコーチによる選手の動機づけ
第7章 先行研究のレビューの要約と仮説の導出
第8章 調査デザイン
第9章 分析手続きと分析結果
第10章 分析結果の考察
結 章 結論と今後の展開