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中公文庫

魂の沃野 下

著:北方 謙三

紙版

内容紹介

雪が降る。加賀の雪は、赤い雪だ。

雪中に翻るは、「風」の旗――。



戦国の乱世に、加賀の地において 百年にわたって独立国家を成した「百姓ノ持チタル国」

――その誕生前夜に、北方文学が挑む!



「これぞわが心の記念碑」(北方謙三)

著者略歴

著:北方 謙三
北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全51巻)で菊池寛賞を受賞した。

ISBN:9784122067820
出版社:中央公論新社
判型:文庫
ページ数:376ページ
定価:680円(本体)
発行年月日:2019年09月
発売日:2019年09月17日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ