健康ライブラリーイラスト版
登校しぶり・不登校の子に親ができること
監:下島 かほる
内容紹介
ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリーイラスト版》
【時期を見きわめて働きかけ方を変えよう!】
不登校には「3つの時期」があります。
体調不良を訴えるなど、学校を休む日が増え始める「不登校開始期」、ほとんどを家庭で過ごすようになる、不登校まっただなかの「ひきこもり期」、学校や進路のことを気にするような発言や外出も増えてくる「回復期」。
時期によって子どもの状態は違います。不登校対策は、時期を見きわめて働きかけを変えることが必要です。本書ではその時期ごとに、子どもへの言葉がけや接し方をイラスト図解でわかりやすく紹介。さらに学校との関わり方、再登校・進学に向けての注意点、「元の学級・学校に戻る」以外の選択肢などこれからの見通しなども解説します。
子どもの不登校が長くなると失望が強くなったり、自分を責めたり、逃げ出したくなるときもあるかもしれません。親自身に余裕がないと、子どもに対してなかなかうまく対応できないもの。最終章では、こうした親の悩みも軽くするコツもアドバイスします。
【働きかけ方の主なポイント】
《不登校開始期》
*「行きたくない理由」を否定しない
*「しばらく休む」もの選択肢のひとつ
* 説得より、子ども自身に考えさせる
《引きこもり期》
*学校とのつながりは保ち続ける
*最低限のルール「起床時間」を守らせる
*ゲームやネットとのつきあい方は家族ぐるみで見直す
《回復期》
*新学期、進級時、進学時は登校再開のチャンス
*激励はプレッシャー。無理せずゆっくり復帰
目次
【本書の内容構成】
第1章 まさか、うちの子が!?
第2章 「休みたい」が増え始めたら
第3章 不登校まっただなかの過ごし方
第4章 再登校・進学に向けて
第5章 親自身の悩みも軽くしていく
ISBN:9784065171165
。出版社:講談社
。判型:B5
。ページ数:102ページ
。定価:1400円(本体)
。発行年月日:2019年09月
。発売日:2019年09月12日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JNA。