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きつねの橋

著:久保田 香里
絵:佐竹 美保

紙版

内容紹介

ときは平安時代。主人公平貞道(たいらのさだみち)は源頼光(みなもとのよりみつ)の郎等(ろうとう)。郎等になってすぐに妖怪の白きつね・葉月(はつき)と知り合い、立場を超えて互いに助け合うようになる。貞道は少し先輩で弓の名手である季武(すえたけ)ととりわけ仲が良く、不遇な斎院の姫を助けたり、少年時代の藤原道長の護衛をしたり、盗賊の袴垂討伐に加わったりと忙しい。この物語は貞道が京都にでてきたばかりの若者の頃であるが、貞道はのちに渡辺綱(わたなべのつな)、坂田金時(さかたのきんとき)、平季武(たいらのすえたけ)とともに頼光四天王(らいこうしてんのう)として勇猛を知られるようになる。

著者略歴

著:久保田 香里
久保田香里・・・岐阜県に生まれる。
第3回ジュニア冒険小説大賞に応募。『青き竜の伝説』大賞受賞。『氷石』で第38回児童文芸新人賞受賞。ほかに『緑瑠璃の鞠』『駅鈴』(はゆまのすずとよみます)『根の国物語』『天からの神火』などを刊行。
絵:佐竹 美保
佐竹美保・・・富山県生まれ。SF・ファンタジーの分野で多くの作品の表紙、さし絵を手がける。おもな仕事に『宝島』『不思議を売る男』『西遊記』『三国志』など渡辺仙州編訳の中国古典シリーズ、上橋菜穂子と組んだ『虚空の旅人』『蒼路の旅人』など「守り人」シリーズ、ほか内外の多数の作家から厚い信頼を寄せられている挿絵画家。

ISBN:9784035405603
出版社:偕成社
判型:A5変
ページ数:214ページ
定価:1400円(本体)
発行年月日:2019年09月
発売日:2019年09月27日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YFB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ