自然栽培 20 実りをもたらし、いのちを育む 「山」は、生命体。
監:木村 秋則
編:農業ルネサンス『自然栽培』編集部
内容紹介
「奇跡のリンゴ」で知られる農家、“木村秋則”監修
自然、食、健康、農業がリンクした最新情報をわかりやすく伝える季刊BOOK。
今号は、私たちに豊穣と命を与えてくれる「山」を大特集!
●特集
・山は、いのち わたしたちの根底にあるもの
・牛と一緒につくる、新しい山村の暮らし
・山の生きものの共生のフシギ
・放置された人工林を3年で健全な森に戻す術
・ノスタルジーだけじゃない「石積み」を未来へ!
・どうする、どうなる? 日本の山と森林のゆくえ
・岩木山が教えてくれたこと
・知って浸かれば、湯も格別! 温泉再考(最高)!
●アフガニスタンの砂漠に用水路を拓く
・甦る緑の大地
●連載
・ひろがる自然栽培 新潟
・危ない食品添加物の話
・自分で治すという考え方
・おいしい!を探して オリーブ
・みっちゃんのイイモノひろめ隊
・元パンクバンドのギタリストがなぜか自然栽培の日々
・食材の個性を見抜く極意、教えます。
・栽培を科学する
・岸田真理子の「月舟」
【出版社から】
信仰の対象であり、文化や精神の形成に深くかかわっている「山」。
古来、日本人は、山を信仰の対象としてきました。その背景には、変化に富んで個性的な日本の山の風景、そして人の生活の場と山との距離の近さがありました。山々は、国土の7割を占める森林に覆われ、川の流れは急で、途中に滝があったり、小さな池があったりと千変万化しています。その一つ一つが、心に残る原風景になっていったのだろうと思います。
何より、山は水の源です。巨大な山体に蓄えられた水が、泉となっていたるところに湧き出ています。人は水なしには生きていけず、山によって生かされ、暮らしを営むことができます。そこから、山をいのちの源泉、生命体としてとらえるようになっていったのでしょう。
(本文より)
どこに住んでいようとも、私たちは「お山さん」の恩恵を受けています。
いのちの源である「山」を活かし、生かされる暮らしを提案します。
ISBN:9784809417016
。出版社:東邦出版
。判型:B5変
。ページ数:104ページ
。定価:1300円(本体)
。発行年月日:2019年09月
。発売日:2019年09月11日。