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中公新書ラクレ 667

AI倫理

人工知能は「責任」をとれるのか

著:西垣 通
著:河島 茂生

紙版

内容紹介

自動運転の車が事故を起こしたとき、誰が責任をとるのか。AIによる創作物は果たしてフェアな作品と言えるのか。AIを活用していく上で、避けることのできない倫理的な問題を、この分野の第一人者が正面から論じる。近未来にシンギュラリティが訪れ、AIが「人格」を持ったり「超知性」となることを信じている人にこそ読んでもらいたい一冊。

著者略歴

著:西垣 通
西垣通

1948年東京都生まれ。東京大学名誉教授。工学博士。東京大学工学部計数工学科卒業。日立製作所にてコンピュータ・ソフトの研究開発に携わる。その後、東京大学大学院情報学環教授、東京経済大学コミュニケーション学部教授などを歴任。専攻は文理にまたがる情報学・メディア論。著書に『ビッグデータと人工知能』『集合知とは何か』『ネット社会の「正義」とは何か』『AI原論』ほか多数。
著:河島 茂生
河島茂生
青山学院女子短期大学現代教養学科准教授。理化学研究所革新知能統合研究センター客員研究員、青山学院大学シンギュラリティ研究所副所長などを務める。2010年、東京大学大学院学際情報学府博士後期課程修了。博士(学際情報学)。専門は社会情報学、情報倫理。編著に『情報倫理の挑戦』『デジタルの際』など。

ISBN:9784121506672
出版社:中央公論新社
判型:新書
ページ数:256ページ
定価:860円(本体)
発行年月日:2019年09月
発売日:2019年09月09日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:UD