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わたしの良い子

著:寺地 はるな

紙版

内容紹介

「どうしてちゃんとできないの? 他の子みたいに」



出奔した妹の子ども・朔と暮らすことになった椿。

勉強が苦手で内にこもりがちな、決して《育てやすく》はない朔との生活の中で、椿は彼を無意識に他の子どもと比べていることに気づく。

それは、大人としてやってもいいことなのだろうか――。



大人が言う「良い子」って、何?

女性共感率No.1作家・寺地はるなが、真っ正面から描き出す!

著者略歴

著:寺地 はるな
寺地はるな
1977年佐賀県生まれ。大阪府在住。会社勤めと主婦業のかたわら小説を書きはじめ、2014年『ビオレタ』で第4回ポプラ社小説新人賞を受賞しデビュー。他の作品に『大人は泣かないと思っていた』(集英社)、『正しい愛と理想の息子』(光文社)、『夜が暗いとはかぎらない』(ポプラ社)、『架空の犬と嘘をつく猫』(中央公論新社)などがある。

ISBN:9784120052309
出版社:中央公論新社
判型:4-6
ページ数:216ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2019年09月
発売日:2019年09月09日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ