仕訳でかんがえる会計学入門
著:平野 智久
紙版
内容紹介
「仕訳は単に財務諸表を作るための手段ではなく,企業の経済活動の表現技法である.」本書は,こうした視点から簿記の考え方の本質的な理解と企業会計の基礎を有機的に結びつけ,段階を追って解説する.仕訳の背後になる考え方をつかみ財務会計のエッセンスを理解する構成として,要点を確認する練習問題編を設け,理解の定着をはかった.初めて簿記/会計学を学ぶ学生から,社会人となって改めて「経理・財務」の重要性に気づかれた方まで,幅広く有用な書.2色刷.
目次
株式会社の1年間を鳥瞰しましょう/まずは会社を立ち上げましょう/材料を加工して製品を作りましょう(製造業)/商品を仕入れて販売しましょう(小売業)/商品売買のすべてが現金取引とは限りません/従業員に給与を支払いましょう/各種の損益項目を現金収支にもとづいて処理します/財務諸表を作成しましょう/他