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江戸川乱歩文庫

三角館の恐怖

著:江戸川 乱歩
監:落合 教幸

紙版

内容紹介

隅田川近辺の川岸に建つ「三角屋敷」とも「三角館」とも呼ばれる蛭蜂一族の洋館。
1月下旬の雪の日の深夜、その三角館で1発の銃声が鳴り響いた。
双子の当主が生き残り、遺産相続権をめぐる執念と敵意が、異様な情況をここに寄る一族すべての者たちに及ぼしていた。
殺人犯は内部の者に限られている。7人の容疑者のうち、はたして真犯人はだれか…?
アメリカの作家ロジャー・スカーレットの本格編「エンジェル家の殺人」を原作にする傑作翻案小説。

著者略歴

著:江戸川 乱歩
1894‐1965。明治27年10月21日三重県に生まれる。早稲田大学で経済学を学びながらポーやドイルを読む。様々な職業を経験した後、大正12年、雑誌「新青年」に「二銭銅貨」でデビュー。昭和22年、探偵作家クラブ結成、初代会長に就任。昭和29年、乱歩賞を制定。昭和32年から雑誌「宝石」の編集に携わる。昭和38年、日本推理作家協会が認可され理事長に就任。昭和40年7月28日死去
監:落合 教幸
1973年神奈川県生まれ。専門は日本の探偵小説。立教大学大学院在学中の2003年より江戸川乱歩旧蔵資料の整理、研究に携わり、17年3月まで立教大学江戸川乱歩記念大衆文化研究センターの学術調査員を務める。『江戸川乱歩文庫』全13巻(春陽堂書店)監修。

ISBN:9784394301721
出版社:春陽堂書店
判型:文庫
ページ数:441ページ
定価:990円(本体)
発行年月日:2019年09月
発売日:2019年09月02日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ