ヒーロー文庫
第六皇女殿下は黒騎士様の花嫁様 3
著:翠川稜
絵:赤井てら
紙版
内容紹介
ウィンター・ローゼに到着した第六皇女ヴィクトリアは、魔術を存分に使って温泉掘削をしたり、次々に新しいアイデアを出したりと、辺境開拓を進めていた。このまま順調に計画が進むかと思っていたが、その矢先、とある残酷な事件が起きてしまう。その事件を聞いたヴィクトリアは、街を発展させていくためには娼館が必要なのではないか、と思い至り、アレクシスには内緒で娼館設立のために動き始める。しかし、単身で娼館街に向かったことを知ったアレクシスは、危険なことをしないでくれとヴィクトリアに怒ってしまう。二人は初めての衝突を迎えるのだが――。