出版社を探す

新書y

マンガでわかる 認知症の「困った」をズバッと解決!

監:佐藤 眞一

紙版

内容紹介

日本社会の高齢化とともに急速に増加し、
いまや65歳以上では4人に1人が認知症の可能性を否定できないという認知症。
そんな国民病といってもいい認知症の困った症状が、
徘徊、おもらし、家の中をゴミだらけにする、すぐキレる、
暴力を振るう、「ものを盗まれた」と被害妄想するなどの「不可解な行動」だ!
しかし、認知症の人の不可解な行動には理由があるし、
認知症の人の正しい理解は日々の介護の苦労を半減させる!
認知症の人の不可解な言動の対処法から介護のおカネのマネージメントまで、
認知症の「困った」が見るだけですっきり解決! 
進行にあわせたケアがよくわかる介護者のための図説ハンドブック!

目次

プロローグ
認知症の不可解な言動には理由がある!

PART1
認知症(アルツハイマー型)によくある不思議な症状
1 大好きだった囲碁に急に興味を示さなくなった
2 同じことを何度もくり返し言う
3 もの忘れを認めず、病院に行くのを拒否する
4 いつも何かを探し、ものを盗られたと思い込む
5 着替えや入浴を拒否する
6 料理上手だったのに料理をしなくなった
7 一緒に暮らす家族がわからなくなる

PART2
認知症(アルツハイマー型)の進行で現れる困った症状
1 性格が豹変し、暴言、暴力をふるう
2 訪問セールスで不要な物を買ってしまう
3 お金に異常にこだわり誇大妄想を抱く
4 世話をしてくれる人に極度につきまとう
5 自分は天皇家の末裔!? ありもしない自慢話をする
6 スムーズに会話ができなくなる
7 部屋に大量のゴミを溜め込む
8 好きだった音楽を聴いて不快になる
9 1人で歯を磨くことができなくなる
10 嫉妬妄想で妻の浮気を疑う
11 夕方になると「家に帰る」と出て行ってしまう
12 鏡に映った自分に話しかける
13 意味のない行動を反復し続ける
14 介護してくれる女性を触り、卑猥な言葉を言う
15 トイレ以外の場所で排泄してしまう

PART3
認知症(アルツハイマー型)が重くなると目立つ危険な症状
1 伝言や約束したことを忘れてしまう
2 薬を飲んだことを忘れ、何度も飲もうとする
3 かつては粗食だったのに食べても食べても満足しない
4 よく知った道でも迷子になり、1人で帰れなくなる
5 クルマの運転を辞めようとせず免許返納に応じない
6 食べ物でないものを口に入れる
7 昼夜が逆転して夜間に大声で騒ぐ
8 オムツから便を取り出し壁などになすりつける
9 一日中、ウトウトしている

PART4
その他の認知症(レビー小体型、前頭側頭型)の困った症状
1 驚くほどリアルな幻視を見る(レビー小体型困った症状)
2 身体が硬直し、歩行も困難になる(レビー小体型困った症状)
1 罪悪感なく万引きをする(前頭側頭型困った症状)
2 長時間、執拗に机を叩き続ける(前頭側頭型困った症状)

PART5
知っておきたい認知症家族を支える社会保障制度
介護の負担を軽減するしくみ 介護保険制度
医療費の自己負担を軽減するしくみ 高額療養費制度

コラム
日常会話式認知機能評価「CANDy(キャンディー)」
認知症の人と介護者の気持ちのすれ違いがBPSDを増幅する
そもそも認知機能の低下って何?

ISBN:9784800317186
出版社:洋泉社
判型:B6変
ページ数:192ページ
定価:1100円(本体)
発行年月日:2019年09月
発売日:2019年08月26日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:MJ