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今すぐできる!! 脳が喜ぶ最強の勉強法

他監:池谷 裕二
他監:林 成之
他監:池田 貴将

紙版

内容紹介

「勉強ができる人」と「できない人」では、何が違うのでしょうか?
同じ時間勉強しても、同じ教科書で学んでも、
学習内容の定着率や成績は人によって異なります。
こうした「勉強ができる人」と「できない人」の差は、
「脳の使い方」が大きく関係しています。

脳には「好き、嫌い」があります。
「繰り返すこと」や「達成感」「好奇心」などは大好物で脳は喜びますが、
「ネガティブ思考」や「ストレス」などは脳の働きを低下させます。
つまり、努力して勉強しているのに結果が出ない人は、
脳の使い方が間違っている可能性があります。

逆に言えば、“脳のクセ”を理解して、
脳が喜ぶ学習方法を取り入れれば、
今までと同じ勉強時間でも、学習効果はぐっと高まるわけです。

「覚える」より「思い出す」ほうが記憶が定着する。
目標設定を3割増しにすると集中力が持続する。
勉強は週に4日以上続ければ習慣化する。
一日のうちで脳が最も冴える時間帯は午前中。

こうした脳と体のメカニズムを知ることで、
たとえ短時間でも学習効率を最大化できます。
これは年齢や脳の個人差にかかわらないので、
スキルやトレーニングを積めば誰でもパフォーマンスを高められるのです。

本書では、記憶力からモチベーション、集中力、生活習慣、食事まで、
脳科学者や医学博士をはじめとする7人の専門家が、
科学的に本当に効果のある「最強の勉強法」を教えます。

目次

◆巻頭 今すぐできる!! 脳が喜ぶ8つの勉強習慣

・Interview 茂木健一郎(脳科学者)
「学びとビジネスが直結する時代の最良の勉強法」

◆1時限目 脳が目覚める記憶力の鍛え方  監修 池谷裕二 先生
・40歳からでも記憶力は鍛えられる!!
・インプットは「複数」のほうが脳に刺激を与える
・記憶は「覚える」より「思い出す」ほうが定着する
・就寝直前の1~2時間は記憶のゴールデンアワー
・すぐに答えを見るのはNG 「寸止め学習」が効果的なワケ
【Column】記憶力アスリートも使っている!! 7つの記憶法

◆2時限目 「ゾーン状態」を作る集中力の高め方  監修 林成之 先生
・脳の「本能」をコントロールしよう! 集中力の科学的な高め方
・「マイゾーン」を作ればどこでも集中力を高められる
・笑顔になるだけで苦手科目も集中できる
・集中力を呼び起こす言葉と集中力が途切れるNGワード
・集中力が最後まで持続する「3割増し」の目標設定
・「コツコツ」よりも「一気にやる」がいいワケ

◆3時限目 モチベーションを高める行動心理学  監修 池田貴将 先生
・勉強に“夢中”になる推進力 やる気を刺激する行動心理学
・「最終的になりたい自分」を具体的にイメージする
・内発的モチベーションを引き起こす三つの要因
・計画は“ゆるい”ほうがやる気を維持できる!!
・モチベーションを維持する「成長マインドセット」
・気持ちが乗らない時は有酸素運動が効果的
・誘惑に打ち勝つ環境&ルール作りのコツ

◆特集 認知特性の6タイプを知れば自分に最適な勉強法がわかる!!  監修 本田真美 先生

◆4時限目 時間医学に学ぶ脳と体の生活習慣  監修 菅原洋平 先生
・勉強には最適な時間帯がある!!
・「起きたらすぐ勉強」が理想の朝習慣なワケ
・苦手科目は脳が一番元気な午前中に手をつける
・10~20分の「計画仮眠」が午後の学習効果を高める
・処理速度が速い夕方と寝る1時間前をフル活用
・“いつもの”環境や行動が脳の負担を軽減する
・「週に4日」を続ければ勉強は習慣化する
【Column】正しい生体リズムを保つ生活習慣の5つのヒント

◆5時限目 頭が冴える最強の食事術  監修 石川三知 先生
・腸内環境を整えれば脳も変わる
・朝食を抜くと脳はうまく働かなくなる
・「甘いものは脳にいい」の間違いと正しい摂り方
・脳にすぐ効くのはバナナ 脳にいい食材・悪い食材
・みそ汁、甘酒、ハーブティー… 脳の疲れを回復させる食事
【Column】あなたの“当たり前”は間違っている!? 脳と食べ物の新常識

◆6時限目 パフォーマンスを高めるための脳の休息法  監修 菅原道仁 先生
・脳の疲労解消で学習効率をUP
・脳の疲れを取る最善の「睡眠法」
・軽い運動をしたほうが脳の疲れは取れる
・瞑想+入浴で脳を「リセット」する
・生活のルーティン化が脳をストレスから守る

ISBN:9784800317155
出版社:洋泉社
判型:A5
ページ数:192ページ
定価:1400円(本体)
発行年月日:2019年09月
発売日:2019年08月26日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JN