出版社を探す

中公新書

日本近現代史講義

編著:山内 昌之
編著:細谷 雄一

紙版

内容紹介

明治維新から150年余り。日本近現代史の研究は日々蓄積され、塗り替えられている。日本国内の閉じた歴史にとどまるのではなく、世界史と融合した新しい歴史を模索する流れが強まっている。明治維新に始まり、日清・日露戦争、第2次世界大戦、東京裁判と歴史認識問題、そしてポスト平成に向けた歴史観の問題まで。特定の歴史観やイデオロギーに偏らず実証を旨とする、第一線の研究者による入門14講。

著者略歴

編著:山内 昌之
1947年、札幌市に生まれる。北海道大学文学部卒業。東京大学学術博士。カイロ大学客員助教授、東京大学助教授、ハーバード大学研究員、東京大学教授・同中東地域研究センター長などを経て、現在、武蔵野大学国際総合研究所特任教授。東京大学名誉教授。フジテレビジョン特任顧問と三菱商事顧問を兼ねる。国際関係史、中東イスラーム地域研究を専攻。司馬遼太郎賞受賞、紫綬褒章受章。著書に『スルタンガリエフの夢』(サントリー学芸賞)、『瀕死のリヴァイアサン』(毎日出版文化賞)、『ラディカル・ヒストリー』(吉野作造賞)、『岩波イスラーム辞典』(共編、毎日出版文化賞)などがある。
編著:細谷 雄一
1971年、千葉県に生まれる。立教大学法学部卒業。英国バーミンガム大学大学院国際関係学修士号取得(MIS)。慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程修了。博士(法学)。北海道大学専任講師などを経て、現在、慶應義塾大学法学部教授。著書に『戦後国際秩序とイギリス外交』(サントリー学芸賞)、『外交による平和』(政治研究櫻田會奨励賞)、『大英帝国の外交官』『外交』『倫理的な戦争』(読売・吉野作造賞)、『国際秩序』『歴史認識とは何か』『安保論争』『迷走するイギリス』などがある。

ISBN:9784121025548
出版社:中央公論新社
判型:新書
ページ数:310ページ
定価:900円(本体)
発行年月日:2019年08月
発売日:2019年08月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ