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講談社現代新書

資本主義に出口はあるか

著:荒谷 大輔

紙版

内容紹介

ネオ・リベラリズムがもたらす現代の苦悩……本当に「この社会しかありえない」のだろうか?

「右/左」に替え、「ロック/ルソー」の対立軸で歴史を読み解けば、この社会の構造がよくわかる。
気鋭の「哲学者」が大胆に描く、歴史の隠された法則と「新しい社会」への道標。

 * * *

[目次]
序 社会って、こういうもの?――ゼロから社会を見直すこと
第一章 この社会はどんな社会なのか――「右/左」の対立の本質
第二章 いまはどんな時代なのか――「ロック/ルソー」で辿る近現代史
第三章 いま社会で何が起きているのか――ネオ・リベラリズムの「必然性」
第四章 資本主義社会の「マトリックス」を超えて
あとがき

著者略歴

著:荒谷 大輔
1974年生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。現在、江戸川大学基礎・教養教育センター教授・センター長。専門は、哲学・倫理学。
著書に、『ラカンの哲学:哲学の実践としての精神分析』(講談社選書メチエ)、『「経済」の哲学:ナルシスの危機を越えて』(せりか書房)、『西田幾多郎:歴史の論理学』(講談社)、『ラカン『精神分析の四基本概念』解説』(共著、せりか書房)、『ドゥルーズ/ガタリの現在』(共著、平凡社)。

ISBN:9784065170168
出版社:講談社
判型:新書
ページ数:280ページ
定価:900円(本体)
発行年月日:2019年08月
発売日:2019年08月22日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QDHR
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:QDX