徳間文庫
婿殿開眼 3 未熟なり
著:牧 秀彦
紙版
内容紹介
表の顔は勘定所勤め、
裏の顔は影御用!
夫婦仲が良好になり、
苦手だった算盤(そろばん)の腕も上達。
自信がなかった勘定所勤めにも
張り合いが出る笠井半蔵だったが
仕事が上達した真の理由は
剣の技倆を見込まれ
影御用を命じられていることにあった。
南町奉行・矢部定謙の意を汲み
事件解決にも勤しむ日々。
そんな半蔵に南町奉行の失脚を狙う
魔の手が迫っていた!
好評の時代剣戟シリーズ第三弾。
(『算盤侍影御用 婿殿修行』改題)
第一章 謎の義士
第二章 二足の草鞋
第三章 欲深き男
第四章 万年青(おもと)組
第五章 報われぬ男
第六章 未熟なり